どうも、クドーです。
最近ファーウェイに対する制裁や、5G、3大キャリアの料金プラン見直しなどの話題で持ちきりですね。
料金プランの料金と端末代金の分離が進むにつれて、月々のスマホの料金を下げるためには、スマホ本体の価格の重要性が高まりました。
・・・よくよく考えれば当たり前ですよね。
でも、あまりにも安いとその分性能が心配になりませんか?
なので、今回はどれくらいの価格が安くて、どれくらいの性能が良いのかの判断基準をお伝えしていけたらなと思います。
目次
スマホは大きく3段階の性能に分けられる
人によって価格の高い安いは変わるかもしれませんが、
一般的にスマートフォンの性能はロー、ミドル、ハイの3つで分けられており、
ローよりもミドル、ミドルよりもハイと上がるにつれて「性能と価格」が上がっていきます。
- とにかく価格重視なローエンド ~3万円程度
- 安さと性能両方をバランスが良いミドルエンド 3万~5万円程度
- 性能が高くてサクサク動くハイエンド 7万以上~
この中でもローエンドとハイエンドは価格を見ればわかりやすいですよね。
でも、疑問なのがミドルエンドのスマホですよね。
「価格も抑えたいけど、かといって性能の低いスマホはいやだ!!」
こんなワガママくんの声が聞こえてきます。
ミドルエンドのスマホでもローエンドよりなのとハイエンドよりなのとあってわからん!っていう方向けに今回はスマホを選ぶときのポイントをお伝えします。
僕がスマホを選ぶ時のポイントは3つ
僕がスマホを選ぶときに気にするのはズバリ
- メーカー
- デザイン及びカラー
- スペック
以上です!!笑
はい、スペックに関してはイマイチわからないという方もいるかもしれませんが、大体選ぶ基準は皆さんと同じですよね。
では、その具体的な理由を説明していきます。
1.メーカーごとにスマホの性能に特徴がでる。
日本メーカーではソニーやシャープ、京セラ
海外ではパッと思いつくところで言うとサムスン、ASUS、ファーウェイなどがありますね。
最近ではandroidのシステムを開発しているグーグル自らスマホ市場に参入してきました。
※ちなみにアップルは今回触れません。
いろいろなメーカーがスマホを出しているのですが、メーカーによってスマホ自体の性能を重視するのか、カメラを重視するのか、価格を重視するのか、などと傾向が変わってきます。
それでは今あげた、8つのメーカーの特徴を解説していきます。
個人的主観も入っているのでご了承ください。
ソニー、シャープ、京セラの特徴
日本メーカーの特徴として言えるのはカメラの性能が高めなことです。
スマホ本体の処理性能で言えばローエンドモデルと、ハイエンドモデルの二極化が進んでおり、ミドルエンドモデルは少ない傾向にあります。
ソニー
ソニーXperiaシリーズの特徴
- 発売するものは性能が高いハイエンドモデルが多い
- 外側カメラの性能が各メーカー最高クラス
- 防水防塵にも力を入れている
ソニーといえばご存じXperiaシリーズですね。
国内スマホ業界をけん引するメーカーです。
そのため、性能は国内メーカーにおいて最高です。
また、自社のカメラのノウハウを生かしているので、
カメラの性能は全メーカーの中でも1、2を争います。もはやデジカメで撮った写真と変わらないくらいです。
その分お値段は張りますが・・・
あとこれはおまけ的な特徴ですがiPhone、galaxyに次ぐ国内シェア率なので、操作などで困ったときにネットで同じようなケースを見つけやすいのも特徴としてあげられます。
シェア率が高いがゆえに、操作がわからないときに情報が見つけやすいメリットというのはそれだけで優位に立てるでしょう。
ソニーがいなければ日本のメーカーは海外メーカーに完敗してしまっていたかもしれません。それくらい一番頑張っているメーカーですね。
シャープ
シャープAQUOSシリーズの特徴
- ローエンド、ハイエンド両方のモデルを発売
- ソニーに劣らないカメラの性能
- AQUOSシリーズの推しが弱い
スマホ国内メーカー2番手のイメージが強いですね。
ええ、2番手です。(ごめんなさい)
AQUOSシリーズも名前は聞いたことあるけど、本体を使っている人をあまり見かけたことはないなーって人が多いと思います。(使っているご本人がAQUOSとわかっていないこともあります・・・)
シャープの出しているスマホの性能ですが、
まずハイエンドモデルの性能はスマホ市場全体で見ても非常に高いです。
非常に性能が高いのになぜ普及していないんだってくらいには性能が高いですね。笑
一方ローエンドモデルに関しては価格はもちろん海外メーカーの安さまでは及ばないですし、性能面もちょっと中途半端かなーといった印象です。
でも、携帯ショップで働いていて思った特徴としてあげられるものがあり
一部「海外製スマホは不安だから日本製のスマホが良い」という客層の取り込みに成功しています。
国内のメーカーなので安心というか信頼を寄せているお客さんが多い印象です。
(中身は海外のチップとか液晶ガラスつかってますよなんて言えません)
京セラ
URUBANO、TORQUEシリーズの特徴
- シニア向けのBASIOやURUBANO、野外での仕事やアクティブな趣味を持つひと向けのTORQUEと、3つのブランドでラインナップを取り揃えている。
- シニア層を取り込むのに力をいれている。
- スマホの性能面は他社に劣る部分が目立つ。
京セラの特徴としては、シニア層の取り込みに成功しているのが最大の特徴です。
BASIOシリーズでスマホと依然として需要のあるフィーチャーフォン(ガラケー)を取り揃えて他社では満たせない、リテラシーの低いシニアたちのニーズをうまく獲得できていますね。
また、携帯ショップで働いていて驚いたのがTORQUEの需要です。
40~50代くらいの男性が比較的よく購入していた印象です。
購入もしくは購入を検討されているお客さんたちのお話をお伺いすると、大工などの現場職、船乗り、登山やマウンテンバイクが趣味な方にとっては大変人気がありました。
簡単にいうとappleやサムスン、ソニーと真っ向勝負するわけではなく、
ニッチなところを攻めて細かいニーズを拾うことに成功しているわけですね。
サムスン、ASUS、ファーウェイの特徴
続いて海外メーカーの有名どころを紹介します。
サムスンは韓国筆頭の財閥メーカーで、appleと共にスマホ業界の二大巨頭です。
その他今回あげる2つですがASUSはともかく、ファーウェイ(HUAWEI)はいま話題になってるので名前はご存じの方が多いでしょう。
それでは各メーカーの特徴を説明していきます。
サムスン
galaxyシリーズの特徴
- スマホ本体性能は最高クラスで、その時代ごとのトップハイエンドモデルが多い
- 平均以上ではあるがカメラの性能にはあまり力をいれていない
- 出荷数が多い故か?発火事故などが多い
僕が初めて買ったスマホはgalaxyS2でした。当時において最高クラスの性能で、サクサクつかえていたので特に不便に思ったことはないです。
現状、スマホ市場でappleとgalaxyがシェア率が高いです。
それゆえにスマホ業界全体を引っ張るリーダー的役割も担っています。
4月5月に話題になった折りたたみ可能なフレキシブルスマホは発売延期になったようですが、業界のリーダーとして新しい試みに挑戦するのは素晴らしいと思います。
カメラの性能に関しては、二の次にしている傾向がありカタログスペックではソニー、アップルに劣りますが、写真撮影後の画像処理能力と、有機ELディスプレイの発色の良さのおかげで撮影した写真はめちゃくちゃきれいです。(元スタッフ並の感想)
あとは、日本では少ないですが、発火事故がちらほらありますね。
最近はあまり聞きませんがポケットやカバンにいれていて太ももや、背中が火傷もしくは負傷してしまうのは怖いです。
個人的には以下が理由ではないかなと勝手に思ってます。
- シェア率の高さゆえに出荷率が多いので、不良品が出回りやすい
- 製造後の出荷OKの基準が他社よりも低く、不良品が多い
真相はわかりませんが理由としてはこんなところだと思います。
ASUS
ASUSのZenFoneシリーズの特徴
- 全体的に性能を抑えめにして価格が安いものが多い
- 他社ハイエンドモデルに負けない高性能なものもある。
- SIMフリー機種のため、キャリアでは取り扱っておらず日本でのシェア率は低め
ASUSの最大の特徴は性能を抑えたローエンドモデルがとにかく安いことですね。
2万~3万円程度で買えて、LINEとSNSとネットだけしますっていう人にとっては十分すぎる性能をしています。
また、新製品を発売するスパンが短く、同じZenFoneシリーズでも5~6種類がラインナップとして存在します。
豊富なラインナップで、ローエンドなスマホだけでなく、ローエンド~ハイエンドまで取り揃えているわけです。
強いて欠点をあげるなら、同じような見た目や名前なのに性能が大幅に違ったりするので、選ぶのが大変です。
あとはASUS製のスマホはSIMフリーなので、auやドコモといったキャリアでは販売されていないですが、格安SIM(MVNO)で使う方に人気を誇っています。
僕も、格安SIMで使えて価格も安かったので昔ZenFoneを買いましたね。
格安SIMに関してはこちらの記事も良ければ参考にしてください↓
HUAWEI
PXXシリーズの特徴
- 性能も十分で安価だがASUSと比較すると、ミドルエンド寄りのスマホが多い
- galaxyやiPhoneをパクったようなフォルムのスマホ
- 今後発売される製品を現状では絶対に買うべきではない
HUAWEIはASUSと似たような感じで、そこそこの性能でありながら、価格もお手頃な製品が多いです。
ローエンドは少なく、4~5万円前後の価格帯のミドルモデルと、7万以上のハイエンドモデルのスマホがメインなのが特徴ですね。
デザインに関しては賛否両論、というか否定的意見の方が多いと思いますが、galaxyやiPhoneを丸パクリしたようなデザインなので見た目としては悪くないです。(パクるのは悪いですが)
2019年5月現在、HUAWEI製スマホやタブレットに、データを盗み取り、中国政府へデータを横流ししたりする「バッグドア」が内蔵されている疑惑があります。
そのため、アメリカのトランプにより制裁を受けており、グーグルやインテルといった米国各社がHUAWEIへの原材料などの輸出を停止しています。
グーグルに関しては、YOUTUBEや、アプリをダウンロードするPLAYストアが利用できないようにする措置を検討しているとのことなので、万が一それが実行された場合著しく不便になります。
ですので落ち着くまで買うのは控えましょう・・・。
落ち着いてもやめといた方がいいかもしれませんが 。
2.デザインとカラーについて
これに関しては好みなところがありなんとも言えません笑
個人的には黒か白を買うことが多いですね。
ど派手な色よりも、毎日使うのでシンプルな色合いが好きです。
赤いiPhone7とかは一周回ってかっこいいと思ってましたけれど!
デザインもシンプルなものが好きで、最近のものだと画像のgalaxyA30とかがいいなと思います。
あと、嫌いなのがgalaxyS8とかについているBixbyボタンです。
iPhoneでいうSiriのようなものを目指しているんでしょうけど、スマホ本体の側面についているので間違って押したら、Bixbyが起動するのでうざかったです笑
しかも設定でオフにできないクソ仕様でした。
クドー「お待たせ致しました、galaxy8です(ドドンッ)」
お客さん「このボタン何」
クドー「それはBixbyという機能が使えるボタンです。」
お客さん「これ何のためにあるん?」
クドー「・・・・・・^^;」
今は、いまはBixbyボタンを停止させたり、押したら特定のアプリが起動するようにカスタムできるのでかなり有用になってます。(無くてもよくね?って思いますが)
結論としては、スマホは毎日絶対つかうのでシンプルなものが好きなんです!
クドーの特徴
- カラーもデザインも凝らないほうが好き
- Bixbyみたいな余計なボタンはつけないでほしい
- Simple is Bestである。
3.スペック及びスペック表の見方
最後に、スペックとはどこを見ればいいのかわからない方向けに
スペック表を見ながら簡単に解説していきます。
みなさんスペックという単語は聞いたことあると思います。
分からない方はスペック=性能と思ってください。
つまりスペックが高いほど性能が良いわけなんですが、基準がわからないと判断しようがないですよね。
今回はグーグルのPixel 3aというスマホを例にして解説します。
それでは具体的に見ていきましょう。
スペック表において見るべきポイント
デザインとカラーが決まったら、スペック表を見ましょう。
もちろん順番は前後してもいいです。
結論として、見るべき重要ポイントは以下の5つです!
- OSの種類
- CPU
- RAM
- ROM
- カメラ
ぼくがスマホを選ぶときは正直ここしか見てません。
(ちょっと盛りすぎました、画面サイズやバッテリーも見てます)
一般的には上記の5つの性能を総合的に判断して、全体的に性能が高いものをハイエンドスマホと呼ぶわけです。
スペック表は各メーカーの製品情報や、キャリアのカタログなどを参考にしてもいいですが、今回は僕が良く見る価格ドットコムを参考にします。
OSの種類(バージョン)
新製品はだいたい新しいバージョンが搭載されているので、
これはそこまでシビアに考えなくてもいいです。
現在販売されているもので、
最新のはandroid9.xxです。
数字の部分が小さいほど古いと思ってください。
いまから中古などで買うのであれば、
最低android7.00以降のスマホを買いましょう
個人的には8.00もしくは9.00を選びたいなーと思います。
CPU
ゲームとか高画質動画をスムーズに見たいなら最重要ポイントになります。
上の画像のCPUの欄を見てみるとSnapdragon 670と書いていますね。
SnapdragonはスマホのCPUの一番メジャーな製品の名前です。
インスタントラーメン→カップヌードル的な感じです。(わかりにくい)
見方としては、Snapdragon「 xxx」←ここの数字が大きいほど性能が高いです。
数字とかは覚えなくていいので、数値が大きいほど性能が高いと思ってください。
この数値はちょっと離れただけでかなり性能に差が出ます。
例えば、僕が使っているのはLGというメーカーのLGV35というスマホなのですが、
CPUはSnapdragon 835です。
画像のPixcel3の方はというと、Snapdragon670でしたよね。この二つを比較すると、Snapdragon835の方が1.3倍ほど処理性能が高いです。
ちなみに僕のスマホは2017年の冬くらいに発売されたものですが、Pixcel3は今年の5月発売です。価格は当時9万円くらいです。
なので、Pixcel3は価格を下げるために性能を抑えているミドルエンドモデルであることがわかりますよね。
※このCPUなんですが数値化して処理能力を表すベンチマークというのがあります。
ちょっと専門的になるので恐縮ですが、下記のURLで数値化したランキングがみられるので興味があったら参考にしてください。
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2019/5/24更新] – ガルマックス
RAMとROM
これがごっちゃになっている人多いですね。
簡単に書くと
- RAMはアプリを動作させるための要素(容量)
- ROMは画像やアプリをスマホに保存できる容量
これも今まで挙げたポイントと同じで、数値が高いほど良いです。
RAMについてイメージしやすいように補足説明すると、RAMの数値が高いほど、たくさんのアプリを同時に動かせると思ってもらえばいいです。
\どれくらいから数値高いのか判断できひんやんけ!/
って声が聞こえてきたので参考までにですが
RAMとROMの基準は2019年現在だと
- RAM 3GB以下 ROM 32GB以下 ・・・ローエンド
- RAM 4GB ROM 32GB~64GB ・・・ミドルエンド~ハイエンド
- RAM 6GB以上 ROM64GB以上 ・・・ハイエンド~超ハイエンド
こんな感じです。
動作の安定性にも関わってくるので4GBは欲しいところですが、最低でも3GBのものを使いましょう。
カメラ
カメラの性能も例のごとく同じで、数値が高いほど性能が良いです。
カメラの傾向としては、基本的にインカメ(前面カメラ)より背面カメラのほうが性能が高く作られています。
ちなみに上の画像では背面カメラの画素数は12.2メガピクセルと書かれていますが、
12.2メガピクセル≒1220万画素です。
カメラに関しては難しいのでローエンド~ハイエンドの判断基準だけ載せておきます。
- 背面12メガピクセル 以下 前面6メガピクセル以下 ・・・ローエンド
- 背面12メガ~16メガピクセル 前面8~10メガピクセル ・・・ミドルエンド
- 背面16メガピクセル以上 前面10メガピクセル以上 ・・・ハイエンド
まとめ
いかがでしょうか。
かなり長くなってしまいましたが、スマホを選ぶ時のポイントをおさらいします。
- メーカー
- デザイン及びカラー
- スペック
以上3つがポイントになるのですが、今回はメーカーと、スペックについて少し深堀してみました。
特にスペックの判断基準がわかるようになると、スマホの製品カタログや価格ドットコムを眺めるのが楽しくなります。
それではそろそろ疲れたので終わりにします。
お読みいただきありがとうございました。